

という悩みを解決するために、通過率を上げる自己PRの書き方を説明します。
自己PRは2つのポイントを押さえることが重要です。それは
1.他者を巻き込んだか?
2.再現性があるか?
です。
私は30歳の時に非上場経理から大手子会社経理へと転職しました。
この2つのポイントを押さえたことで、書類選考で落ちたことがないです。
自己PR作成2つのポイント
それでは、この2つのポイントについて具体的に説明していきます。
他者を巻き込んで利益貢献をしたか?
経理だからこそ出来る利益貢献の方法があります。
経理の視点でみて会社の問題点に気づく。
↓
その問題点を他者を巻き込んで解決。
↓
結果として利益アップに貢献。
という流れを意識して書くことです。
ただ単に
「決算作業をやってました」
「コツコツ真面目に仕事してきました」
では、何のアピールにもなりません。
目の前の仕事を淡々とやることではなく、主体的に行い
会社へ貢献してきたことを書くことが大事です。
また、経理はコミュニケーション能力が大事なので、
「他者を巻き込んで利益貢献をしたこと」をアピールすると非常に有効です。
再現性があるか?
自己PRは転職先でも再現可能であるものにすべきです。
例えば、
「経営会議の資料を役員がわかりやすいように改良しました。」のように
どの会社でも通用できるPRとすべきです。
これは面接官側の立場を考えれば非常に有効であることがわかります。
・真面目さや数字に強いですアピールする人
と
・前職で利益貢献をしていて、再現性がある人
転職先でも活躍してくれそうな人は後者です。
自己PRの例文(私が実際に使用した文章)
それでは、実際に私が転職活動をした際に
職務経歴書に記載した自己PRを紹介します。
「現在勤めている会社では、財務会計によって計算された結果を基に、製品の売価を設定していました。
かつてはこの売価設定方法でも良かったのですが、ここ数年、原材料費の高騰により利益の悪化が著しくなりました。
また、社員1人1人の、利益に対する意識の低さも課題として挙げられていました。
この問題の解決のために、管理会計(限界利益)の導入を提案しました。
誰もが理解できるように変動費を原材料費のみに定義し、残りの費用を固定費と定義することとしました。
管理会計の導入を行ったことにより、全社として原材料費を意識するようになり、結果として利益改善へと繋がりました。」
こう書くと、かなり積極的に管理会計導入をしたようにみえますが。
実際は、提案はしたけれど導入に関しては結構な部分を上司が行いました。
自己PRで作り話はNGですが、多少の誇張はOKです。
また、自己PRは高確率で面接時に質問を受けるため、事前に準備をしておくことが必要となります。
添削必須
作成した自己PRは必ず第三者(友人、配偶者、転職エージェント)に添削をしてもらってください。
第三者に見せるのは恥ずかしいですが、客観的な意見をもらえるので仕上がりが良くなります。
特に転職エージェントは、何百件と見ているので的確なアドバイスをくれます。
私は妻に見てもらった後に、転職エージェントに添削をお願いしていました。
転職エージェントは管理部門専門のMS-Japanか経理専門のジャスネットキャリア
が良いです。
どちらも経理のことが詳しいエージェントなので、的確なアドバイスをくれます。
自己PR作成のまとめ
最後に自己PR作成のコツをおさらいします。
自己PRのポイントは2つ
1.他者を巻き込んだか?
2.再現性があるか?
これを意識して作成し、さらに第三者から添削してもらえば書類選考はほぼ落ちることがなくなります。
ぜひ試してみてください。