という悩みに答えます。
実は面接で
- 定着性
- 再現性
を押さえて回答すれば通ります。
なぜならば企業は
- 長く働ける人材
- 即戦力として活躍する人材
を求めているからです。
書類選考は通過するのですが、面接は落ちてばかりでした。
しかし、「定着性」「再現性」を意識するようになってから面接を通過するようになりました。
この記事では
- 面接を突破するために必要な2つのコツ
- 経理の転職面接でよく聞かれる質問と回答例
を教えます。
この記事を読むと
面接官の意図に沿った回答をできるようになり
面接の通過率が上がります。
事前に用意した回答がこれで良いのか?と悩む場合は、転職エージェントに添削してもらうのがおすすめです。
【おすすめ転職エージェント】
ジャスネットキャリア
転職突破2つのコツ
中途採用で面接官がみているのは
- 定着性
- 再現性
です。
定着性とは「長く勤めること」
再現性とは「過去の実績を転職先で再現すること」を指します。
この2つをさまざまな質問で確認しています。
定着性
定着性とは「長く勤めること」です。なぜ定着性をみているか?
それは中途採用にはコストがかかるからです。1人採用するのに200万円~300万円かかります。
そのためすぐに辞めてもらっては困ります。
会社からの質問
「あなたは私たちの会社になじんで、長く働けますか?」
に対して
「御社でなじんで長く働きます。なぜなら~だからです。」
と答えましょう。
再現性
再現性とは「過去の実績を転職先で再現すること」を指します。
なぜ再現性をみているか?それは
即戦力として活躍する人材を求めてるからです。
中途採用は欠員が出た時に行うことが多いです。
そのため、会社は「すぐに活躍してほしい。」と考えています。
会社からの質問
「あなたは私たちの会社で活躍できますか?」
に対して
「御社にて活躍できます?なぜなら~だからです」
と答えましょう。
実際に面接で聞かれた質問9選と回答例
ここからは私が転職活動で実際に聞かれた質問と回答例を紹介します。
回答例は私が面接で話したものです。ぜひ参考にしてください。
ポイントは
- 定着性
- 再現性
を常に意識して回答することです。
(1)自己紹介
メグリオと申します。
新卒で○○会社に入社し、主に単体決算、連結決算、原価計算を担当しています。
また、管理会計で現職の利益貢献をしました。
スキルアップのため上場企業の経理で働きたいと思い、転職活動を始めました。
よろしくお願いします。
回答のポイント
- 最初に面接官に感謝を伝えます。
面接官は通常業務後に面接をやるので疲れています。相手を思いやる気持ちが大事です。
- 今までの職歴を簡潔に1分以内で話しましょう。
正直、面接官は自己紹介の中身をちゃんと聞いてません。職歴は履歴書と職務経歴書で知っているからです。
面接官がみているのは
- 声のトーン
- 表情
- 面接官の目を見ているか
です。
面接官に「一緒に働きたい」と思われるように意識しましょう。
(2)転職理由
この質問は定着性を伝えます。
1つ目は上場企業でしか出来ない開示やIFRS(国際会計基準)の決算を経験したいからです。現職では単体決算、連結決算、原価計算を行っています。さらに業務の幅を広げたいと考え、転職活動を始めました。
2つ目は会社の将来性が不安なことです。現職は非上場企業で同族会社です。
そのため利益を度外視した投資や経営判断をします。
限界利益の導入をして経営改善を図りましたが、状況は変わりませんでした。
上場企業のようにガバナンスが効いた企業で、長く腰を据えて働きたいと思い転職活動をしています。
回答のポイント
- 転職したい理由を整理して正直に話します。
- 現職では叶えられらないことを転職すれば叶うと伝えます。
- ネガティブな理由でもOKです。
ただし、「自分としては改善しようとしたが、変わらなかった。」という姿勢をみせましょう。
- 質問(3)志望動機とのつながりを持たせます。
(3)志望動機
この質問は定着性と再現性を伝えます。
回答例
1つ目は開示やIFRS(国際会計基準)を経験できるからです。
現職では決算と原価計算を主に担当しています。また、中小企業なので決算全般を一通り経験しています。
この経験を活かし御社でも決算の取りまとめができます。
まずは決算業務で貢献します。
そして将来的には未経験業務の開示やIFRS(国際会計基準)をやらせてください。
2つ目は御社が上場企業でガバナンスが効いているからです。
現職は社長の一声で経営方針が変わります。
御社はそういったことがないので志望しました。
回答のポイント
- 転職理由とつなげます。
- 実現したいことが出来るのは御社ですと伝えます。
- 御社で活躍できますと伝えます。(再現性)
- 御社なら長く働けますと伝えます。(定着性)
- 実体験を交えてオリジナルな志望動機にしましょう。
(4)前職の具体的な仕事内容について
この質問は再現性を伝えます。
小さな会社なので決算業務を幅広く経験してきました。
原価計算を担当したことで売価設定がおかしいことに気づき、
それを解消するために限界利益の導入をしました。
結果、会社の利益が前年より増えました。
回答のポイント
- 強みとなる経理経験を伝えます。
- 自己PRをいれましょう。
- 御社で利益に貢献できますと伝えます。
- 漠然と仕事してるのではなく、主導的に仕事をしていることをアピールします。
(5)強みと弱み
この質問は再現性を伝えます。
弱みは仕事のスピードが遅いことです。
しかし、経理で納期を守ることは必須となります。
事前準備や関係者と協力することで、納期を守っています。
回答のポイント
- 「税務に強い」とかの経理スキル面ではなく、パーソナルな部分を伝えます。
- 強み、弱みともに仕事につながる内容にします。
- 弱みをどのようにカバーしてるが重要です。
- 転職先でも同じようにできますと伝えます。(再現性)
(6)経理として働いていこうと決めた理由
こちらは再現性を伝えます。
1つ目は学生時代に簿記を学び、楽しいと感じました。
学生時代に学んだ簿記の知識を活かせるので、経理として働いていこうと決めました。
2つ目は経理の場合、会社全体を見ることができることに魅力を感じたからです。
営業や研究の場合、自分が担当している製品でしか売上や利益に貢献できません。
経理なら会社全体の意思決定に関する情報提供ができるからです。
前職で限界利益の導入をして、会社の利益に貢献をしました。
回答のポイント
- 経理が好きだけではダメです。
- 経理の仕事で活躍できることを伝えます。(再現性)
(7)5年後10年後にどうなっていたいか?
この質問は再現性を伝えます。
御社に入社しましたら、まずは決算業務で貢献します。
その後、課題をみつけて解決するようにしていきます。
回答のポイント
- 部長課長になりたいなどのポジションの話はNGです。
- 経理として貢献できることを伝えます。
- 現職でやった成果を転職先でもやりますと伝えます。(再現性)
(8)経理として大事なことは?
この質問は再現性を伝えます。
経理として利益増加に貢献していきます。
回答のポイント
- 経理の仕事を通して会社に貢献できることを伝えるます。
(9)逆質問
逆質問は自分と会社がマッチするかを確認します。
定着性と再現性を発揮できるかの確認です。
・経理で活躍できる人の特徴を教えてください。
・使用している会計システムを教えてください。
回答のポイント
- 転職先で活躍するために自分がマッチしているかを確認します。
- 活躍している人の特徴を聞き、入社後の自分をイメージします。
- 同じ会計システムであれば、すぐ仕事に馴染めることをアピールする。
まとめ 面接は継続性と再現性をアピールする場!!
今回の記事で1番言いたいことは、
面接を通過するには
- 定着性
- 再現性
をアピールすることが大事だということです。
私の実例をもとに、回答例とポイントを書きました。
ぜひ参考にしてください。
面接の回答を事前に準備するのは大変かと思います。
悩んだり、この回答で良いのか?と不安に思う場合は転職エージェントに添削してもらうのがおすすめです。
私自身、何度も添削してもらいました。
経理のおすすめ転職エージェントは
です。
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