という疑問に答えます。
30歳で中小企業から大手子会社へ転職
今も大手子会社で働いています
この記事では
子会社経理の仕事内容を説明します。
この記事を読むと
- 子会社経理の仕事内容、特徴
- 子会社経理で働くメリット
がわかります。
子会社経理の仕事内容
子会社経理ならではの仕事内容は4つ
- 連結決算
- 決算予想数値を親会社へ連絡
- 親会社からの問い合わせ対応
- 内部統制
です。
連結決算
子会社は連結決算をやります。
連結決算のために連結パッケージを作成します。
連結パッケージは連結決算に必要な情報をまとめた資料です。主にはグループ間の債権債務相殺情報です。
入力期間が1.5日と短いです。
経理部内で分担を決め、総力戦での入力となるので大変です。
決算予想数値を親会社へ連絡
上場企業は決算短信で決算予想数値を公表しています。
同じように子会社も決算予想数値を作成する必要があります。
私の会社は3月期決算なので、年3回
- 1月
- 8月
- 11月
のスケジュールで決算予想数値を作成して
親会社へ連絡します。
親会社の意見で作り直しなんてことがよくあります。
利益が少ないから見直しなさいとか。。
1月は予算作成もあるので、1年で1番忙しいです。
親会社からの問い合わせ対応
親会社に
- 連結パッケージ数値
- 決算予想数値
を提出したら終わりではありません。
親会社から
「売上が予算比で減少している理由は?」などの問い合わせがあります。
これも短納期での対応です。
親会社の経営報告に必要なので、誠意に対応しなければなりません。
内部統制
子会社は内部統制対応があります。
FCRP(決算・財務報告に関する業務プロセス)の対応です。
具体的には
- 伝票が適切な承認者によって承認されているか?
- 会計基準が整備されているか?
- 親会社からの決算スケジュールを経理メンバーに展開しているか?
など
正しい決算をあげるための統制がとれているかの確認です。
証票の準備に時間がかかります。
親会社からの内部統制チェックが入り、
チェックも厳しいです。
子会社経理の特徴
子会社経理の特徴を2点説明します。
上場企業レベルの経理
親会社と同じ上場企業レベルの経理が必要です。
- 連結決算
- 税効果会計
- 現存損失
をやるからです。
決算が早く締まる
子会社は決算を締めるスピードが早いです。
なぜならば、親会社が連結決算をするためです。
上場企業は決算期末日から45日以内に決算書を開示する義務があります。
連結決算をスムーズに進めるために、子会社決算を早く締めます。
中小企業在籍時は、第15営業日に締めていたのでかなり短くなりました。
大手子会社経理で働くメリット
スキルアップ
子会社は会社の規模感が小さく、経理の人数が少ないです。
中小企業のように1人で多くの業務を行えます。
- 連結決算
- 単体決算
- 税務
- 予算管理
- 資金繰り
を経験してスキルアップができます。
親会社の場合は、一部業務だけをずっと担当になってしまいます。
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年収が高い
大手子会社は親会社より少ないですが、年収が高いです。
私は700万弱もらっています。親会社と同じ福利厚生なので
- 家賃補助
- 子供手当
- 保育料補助
が支給されるので年収が高くなります。
非上場や規模の小さい上場企業に比べると、もらえています。
転職難易度は高め
子会社経理はネームバリューがあるので転職難易度は高めです。
経理課長が書類見るの大変だったと言ってました。
経理経験者であれば転職できます。
実際、私は中小企業から大手子会社へ転職しました。
大手や大手子会社への転職はコツがいります。
以下でコツをまとめてあります
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まとめ 子会社経理はオススメ
子会社経理で働くと
- 上場企業レベルのスキルが身につく
- 年収アップ
が手に入ります。
私自身、大手子会社に転職して正解でした。
子会社経理はおすすめの転職先と言えます。
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