原価率50%のUNITED TOKYOが50%以上の割引でセールをしている件

先週までUNITED TOKYOのセールが行われていました。こちらの中には65%オフとなっている服もいくつかあります。

ツイッターを見ると「原価率50%をウリにしてUNITEDTOKYOが50%以上の割引で売るってどういうこと?赤字では?」というのがありました。

赤字は確かですが、割引せずに売れ残るよりはメリットがあるので原価割れで売っていると思われます。

会計目線でみると

会計を意識すると、わかりやすいと思います。
例として、定価10万円で原価5万円の洋服があったとします。わかりやすくするためにこれ以外の費用はかからないとします。

1.定価で売れた場合

売上 10万円
売上原価 5万円
利益 5万円

売上10万円から売上原価5万円を引いて、利益は5万円となります。

2.定価で売れず。そして割引もせず売れ残った場合

売上 0
売上原価 5万円
利益 マイナス5万円

売上はもちろん0、仕入れた洋服は売れ残ったので廃棄。廃棄代は通常発生する 範疇のものは売上原価or販売費及び一般管理費で処理します。
売上原価での処理の方が多いので、売上原価5万円、利益はマイナス5万円となります。

3.定価で売れなかったので70%割引で販売。そして売れた場合。

売上  3万円
売上原価 5万円
利益 マイナス2万円

売上は3万円、売上原価は5万円、利益はマイナス2万円となります。

↑赤字で売ってるからダメじゃんと思う方もいるかもしれません。
しかし、よくみてください。売れなかった2のパターンよりはマシなのです。
マイナス5万円の可能性があったものをマイナス2万円で処理出来ています。

また、キャッシュの面でも3の方が2より優位です。

原価である洋服代5万円はすでにキャッシュアウト済みとなっています。
2のパターンでは売上0なのでトータルのキャッシュはマイナス5万円(=0万円−5万円)ですが、
3のパターンはトータルキャッシュはマイナス2万円(=3万円−5万円)で済みます。

売れないまま破棄するよりは、原価割れをしてでも売った方がキャッシュ的にも良いのです。

結構当たり前のことですが、意外に見逃しがちな点なので書きました。

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